楽天カードユーザーやこれから楽天カードの発行を検討している皆さん、年会費11,000円の楽天プレミアムカードについて興味をお持ちではないでしょうか?
この記事では、楽天プレミアムカードの損益分岐点や、その具体的な利用価値について徹底的に解説します。
また、2023年12月に行われた「改悪」と呼ばれる変更点についても詳しく説明しますので、楽天プレミアムカードの利用を検討している方はぜひ参考にしてください。
この記事を読むことで、楽天プレミアムカードの全貌が明らかになり、自分にとって本当にお得なカードなのか判断できるようになるでしょう。
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楽天プレミアムカードの損益分岐点は「年間110万円」利用できるかどうか
実は、楽天プレミアムカードの損益分岐点は「楽天市場で年間110万円のカード利用があるかどうか」です。
このカードの特典や還元率を活用することで、楽天市場でのショッピングがよりお得になります。
楽天プレミアムカードのポイント還元率
楽天が発行するカードを使って楽天市場で買い物をした場合、通常3.0%のポイントが還元されますが、楽天プレミアムカードで「楽天市場コース」を選択すると、毎週火曜日と木曜日の買い物に対しプラス1%のポイント還元(合計4.0%の還元)を受けられます。
さらに、誕生日月には楽天市場・楽天ブックスでの利用に対して1%のポイントが還元され、最大で5.0%の還元率となります。
楽天市場での年間利用額による損益分岐点
楽天市場での年間利用額に基づくポイント還元数を以下の表にまとめました。
還元されたポイント数から楽天プレミアムカードの年会費11,000円を減算し、通常の楽天カードと楽天プレミアムカードのポイント獲得数が一致する値を損益分岐点としています。
楽天市場の年間利用額 | 楽天カード(3.0%) | 楽天プレミアムカード(4.0%) | 還元差額 |
---|---|---|---|
10万円 | 3,000ポイント | 4,000ポイント(-7,000ポイント) | -7,000ポイント |
50万円 | 15,000ポイント | 20,000ポイント(+9,000ポイント) | +5,000ポイント |
70万円 | 21,000ポイント | 28,000ポイント(+17,000ポイント) | +7,000ポイント |
100万円 | 30,000ポイント | 40,000ポイント(+29,000ポイント) | +11,000ポイント |
110万円 | 33,000ポイント | 44,000ポイント(+33,000ポイント) | ±0ポイント ※損益分岐点 |
150万円 | 45,000ポイント | 60,000ポイント(+49,000ポイント) | +15,000ポイント |
楽天プレミアムカードを火曜日か木曜日の楽天市場で「年間110万円」を超えて利用することで、通常の楽天カードよりもお得になります。
楽天プレミアムカードの改悪について
2023年12月1日に楽天プレミアムカードの内容が変更され、楽天市場で楽天カードを利用した場合の還元率は5.0%から3.0%に下がりました。これに対し、ユーザーからは「改悪された」という声が広がっています。
変更前 | 変更後 |
---|---|
楽天市場の還元 | 2.0% |
楽天カードの還元 | 1.0% |
SPUによる追加還元 | 2.0% |
合計 | 5.0% |
また、無料の楽天カード会員が楽天市場の利用で得られるポイント数は月1,000ポイントまでに制限されますが、プレミアムカードのユーザーは月5,000ポイントまで獲得可能です。
これにより、楽天市場で毎月33,333円以上利用する場合、プレミアムカードのほうが多くのポイントを獲得できます。
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楽天プレミアムカードのメリット5選
楽天プレミアムカードを利用するメリットには以下の5点があります。
- 国内の空港ラウンジを利用できる
- アメリカン・エキスプレスカードの利用で特典を受けられる
- 旅行保険・ショッピング保険が付帯されている
- 世界44拠点のトラベルデスクを利用できる
- 法人カードを発行できる
それぞれの項目について解説します。
国内の空港ラウンジを利用できる
楽天プレミアムカードに付帯されるプライオリティ・パスで国内外の空港ラウンジを無料で利用できます。楽天ゴールドカード会員の場合、空港ラウンジの利用は年間2回まで無料ですが、楽天プレミアムカードは無制限で利用可能です。
アメリカン・エキスプレスカードの特典
楽天プレミアムカードで選べる国際ブランドは、VISA、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレスのいずれかです。このうち、アメリカン・エキスプレスを選択すると以下の特典を受けられます。
- チケットの先行販売やイベントの舞台裏へのご案内
- 各国から厳選した400以上のレストランで代金20%オフやボトルワインのサービス
- アメリカン・エキスプレスが厳選したショップによる優待
旅行保険・ショッピング保険の付帯
楽天プレミアムカードには、旅行やショッピングに関連する保険が付帯されています。
- 海外旅行傷害保険:最高5,000万円(自動付帯は4,000万円まで)
- 国内旅行傷害保険:最高5,000万円(自動付帯)
- ショッピング保険:年間最高300万円まで補償
世界44拠点のトラベルデスク
楽天プレミアムカード会員は、ニューヨーク・ホノルル・パリ・上海などの現地デスクを利用できます。
- 緊急時の案内
- 現地情報の紹介
- 予約・手配
法人カードの発行
楽天プレミアムカード会員は、付随カードとして楽天ビジネスカードを年会費2,200円(税込)で発行できます。社員用のETCカードも発行可能で、効率的な経費処理が可能です。
楽天プレミアムカードのデメリット3選
楽天プレミアムカードには以下のようなデメリットも存在します。
- 楽天経済圏を利用しない場合はメリットが少ない
- 公共料金の支払いは還元率が低い
- 空港ラウンジ利用で同伴者は別料金が発生する
それぞれの項目について確認します。
楽天経済圏を利用しない場合はメリットが少ない
楽天プレミアムカードは楽天サービスを利用することで大きなメリットが得られますが、楽天サービスを利用しない場合はメリットが少なくなります。ただし、年会費11,000円でプライオリティ・パスの無料利用も付帯するため、空港を利用する機会が多い方にはお得です。
公共料金の支払いは還元率が低い
公共料金(水道光熱費・通信費など)の支払いに関しては、ポイント還元率が0.2%まで下がります。公共料金の支払いも一つのカードにまとめたい場合は、他のカードを検討するのがおすすめです。
空港ラウンジ利用で同伴者は別料金が発生する
楽天プレミアムカードの会員はプライオリティ・パスを利用して空港ラウンジを利用できますが、同伴者は別料金32ドル(約4,800円)が発生します。友人や家族と利用する際は注意が必要です。
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楽天プレミアムカードについてよくある質問
楽天プレミアムカードはメリットないって本当?
楽天プレミアムカードは楽天市場での買い物で最大5.0%のポイント還元を受けられるため、楽天経済圏を利用する機会が多いほどメリットが大きいです。出張や旅行の機会が多い方にもおすすめです。
楽天プレミアムカードの年会費を無料にする方法は?
現在、楽天プレミアムカードの年会費を無料にする方法はありません。年会費分のポイントを集めることで実質無料にするには、年間で110万円以上の楽天市場の利用が必要です。
楽天プレミアムカードの損益分岐点の計算方法は?
楽天プレミアムカードの損益分岐点は、カードの利用で還元されるポイント数から年会費11,000円を減算し、通常の楽天カードとプレミアムカードのポイント獲得数が一致する値を算出します。楽天市場での利用が年間110万円以上が目安です。
楽天プレミアムカードの損益分岐点はふるさと納税も関係している?
楽天プレミアムカードの損益分岐点には、楽天市場の商品でふるさと納税を行った場合の利用額も加算されます。ふるさと納税を利用することで損益分岐点の達成ハードルが下がります。
まとめ
今回は、楽天プレミアムカードの損益分岐点について解説しました。
2023年12月の制度変更後、楽天プレミアムカードの損益分岐点は「楽天市場の利用が年間110万円以上であるかどうか」となっています。
楽天プレミアムカードを利用することでポイント還元率が高まり、さらに空港ラウンジやトラベルデスクの利用、保険制度の利用、カードブランド限定の特典利用などのメリットが受けられます。
楽天経済圏の利用機会が多い方や出張・旅行などの機会が多い方は、楽天プレミアムカードの発行を検討してみてください。
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