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今日は農林中金が今期5000億円超赤字へってどういうこと?について解説します! その前に……

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農林中央金庫5000億赤字の背景とその理由
簡単に言うと、下記のような流れです。
世界で利上げ
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市中金利が上昇
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保有債券に含み損
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含み損は23年末で1.9兆円
↓
これまでは株の売却益で赤字決算回避
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株の売却でしのげなくなった
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赤字
↓
農林中金の収益は出資者であるJAなどに配当される
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赤字になれば無配。JAや組合員である1次産業の従事者の収入にも影響
↓
それはまずい
↓
増資要請
ポイントだけわかりやすく
・農林中央金庫は5000億赤字、理由は保有債券価格下落
・債券価格下落の理由は米金利上昇
・なぜそんなに債権をもっていたのか? →日銀がマイナス金利を導入した16年以降、金融機関は利回りを求めて外国債券投資を膨らませてきたから


より詳しい農林中央金庫5000億赤字と1.2兆円資本増強の理由
農林中央金庫(農林中金)は、米国の金利上昇により保有する米国債の価値が下がり、損失が増えているため、1.2兆円の資本増強を計画しています。
債権価格下落により、2025年3月期には5000億円以上の赤字が予想されています。
農林中金の資本金は約4兆円で、その大半はJAなどの農業協同組合が出資しています。
今回は、7000億円の永久劣後ローンを償還し、代わりに「後配出資」で同額を調達する計画です。
また、新たに5000億円を期限付き劣後ローンで調達する予定です。
米金利上昇でドル調達コストが上がり、農林中金の収益が圧迫されています。
債券の含み損は2023年12月末時点で1.9兆円に膨らんでおり、損失処理のために含み損を抱えた債券を処理し、収益性の高い資産に入れ替える必要があります。
農林中金の収益は出資者であるJAなどに配当されます。
赤字になれば無配となり、JAや組合員である1次産業の従事者の収入にも影響があります。
それはまずいので、運用収支の改善に向けて利回りが低く含み損を抱えた債券を処理し、収益性が高い資産に入れ替える必要があると判断した、とのこと。
農林中金の中核的自己資本(CET1)比率は18%であり、3メガバンクの約10%より高いため、長期的な収益性向上を優先すると判断しています。
まとめ
「金利ある世界」では運用が下手な金融機関は厳しい
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